掃いて捨てるほどいる雑魚の異世界転生シリーズだよ!
ただの茶番だよ!
茶番の前作はこちらだよ!
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心が苦しくなる人は回れ右だよ!
異世界転生して妄想旅して来たよ!
すべてはフィクション
部屋キャン!
「『コロナ』で『ガイシュツジシュク』が続いててどこにも出かけられない。」
「出かけた日には投石、投擲、『ジシュクポリス』から吊るし上げの晒しモノ。」
「幸いなことに『すてっかー』作ってればお金には困らないからいいけどいい加減『キャンプ』に行きてーよ。」
「みんながやってる『へやきゃん』でもしてみるか。」
「飯はウメーけど物足りねーな。」
「せめて焚き火ができればな~。」
「酒でも飲むか…」
「はやく『キャンプ』に…行きてー…な…ZZZ。」
暗転する世界
「ん、寝ちまったか…ってあれ?」
バチチチ
「焚き火してたんだっけ?俺…」
「富士山ってことはここ、『本栖湖』?あれ?なんでだ?」
「誰もいねぇ…こんなのありえねえ。『ゆるキャン△』の影響でいつも激込みだって『ついったー』で見たのに…」
「ひょっとしてまたどっか変な世界に来ちまったのか?」
「でも今回は『テント』もなんもねぇ。」
「なんだよ、『キャンプ』出来ねえじゃん。」
「あれ?なんか空が回り始めたぞ?」
シュイーーーz__ン
シュバッ!!
電車でGo!
「なんだよ…何処だよココ…」
♪ガタンゴトンガタンゴトントン♪ガタンゴトンガタンゴトントン
アカリがやってきたぞっ
「なんだこの曲は…ん?なんか来たぞ?」
プシュー
「これは確か、『電車』か。」
「乗ってみるか。よっと。」
「誰もいねぇ…」
ガタタン
「お、動き出した。どこ行くんだか。」
デデコンデデコーン
「トンネルを抜けたら辺り一面銀世界だったらオモシレーけどんなわけねーよな。」
「っておい!こんなとこ行くのかよっ!」
ミシミシデデコーン
「やばいやつだこれっ!やばいやつだろこれぇ!」
ガラガラガシャーンデデコーンガシャーン
「崩れてんじゃねぇか!あぁ…生きた心地がしねぇ…」
デデコンデデコーン、プシュー
「止まった。降りろって事か?もう二度と乗りたくねぇよ…」
「しかしどこだここは?」
デデコーンデデコーン
「『電車』行っちまったな。とりあえず歩ってみるか。」
動物との戯れ
「ん?」
ゴロニャーン
「猫だ…」
ゴロニャーン
「…よしよし可愛い奴め。」
シュタタタタタ
ネコハニゲダシタ
「え?なんでよ?めっちゃ遊んでほしそうだったじゃん…傷つくわ…」
「あ~あ、猫と遊びたかったなぁ。」
「ん?またなんかいるぞ。」
ウホッ
ダダダダダダダッ
ザコハニゲダシタ
「無理無理無理無理!あれは死ぬっ!」
「っぜー、っはー…」
「なんで、『猩々』が、いんだよ!おかしい、だろ!」
「追いかけて来なくてまじ助かったわ…」
「もうああいうのは勘弁してくれ…」
ホー、ホー
「お、梟…いやミミズクか。昼間に見かけるなんて珍しいな。」
「テメナニミテンダコラァ!ミセモンジャネェゾ!アタマカチワッゾォ!コラァ!」
「えぇ…怖ぁ…すいません。」
「サッサトイッチマエ!」
「なんでこんな怖いの…泣きたくなってきた。」
「もう嫌だ。帰りたい…」
「でも帰り方も分かんねぇし…」
トボトボ
「また『電車』だ…」
プシュー
「またこれ乗るのか…嫌だなぁ。」
ガタンゴトンガタンゴトントン
「頼むから変なとこは走らないでくれよ。」
ガタンゴトンガタンゴトントン
「おぉ、凄い景色だ…」
ガタンゴトンガタンゴトントン
「こういうとこに住みてぇな~。」
ガタンゴトンガタンゴトントン
プシュー
「お、また止まった。」
「どれ、降りるか。」
「鳥がめっちゃいる…」
エサクレーエサクレー
「なんで鳥だけ喋るんだよ…餌なんてあったっけな?」
エサクレエサクレエサクレエサクレエサクレエサクレ
「うるさっ!パンのミミあるからこれでも食いな。」
エサダエサダウオーオレノダイヤオレノダウメーウメー
「うおっ!すげえなこいつら。」
ウメーウメー
「今のうちに行くか。」
今、お前に生命を吹き込んでやる!
「今度は山道か。」
「えぇ?これ登るのかよ…」
「体が、鈍って、はぁ、めっちゃ、疲れる…」
「なんだこれ?」
「乗り物?にしては車輪もついてねえし。」
「もう動く感じもしねえな。」
「今度は…『車』か?」
「こいつもぼろぼろだ。とてもじゃねぇけど動きそうにねぇ。」
「こんなとこで朽ち果てるなんて...」
「もう一台か。」
「こいつも駄目そうだ。」
「俺が直せたらよかったんだがそんな腕も技術もないしな。」
「なんかもったいねえし寂しいな。」
「じゃあな。」
「お、また車だ。」
「こいつも動きそうにない…いや。」
「…お前まだ動けるのか?」
ガタ、ガタタ
「そうか、ならこの『斑鳩』秘伝の術だ!」
「『D-LIVE!』」
ドゥルルッルルルル
「エンジンがかかった!」
「よし!一緒に行こうぜ!」
ブロロロロ
「なんか出てきそうなトンネルだな…」
「ここももうずっと使われていない感じだ。」
「壁も素掘りか。」
「出口だ。」
「うお、こりゃまたすごいとこに出たな。」
「視界が拓けて爽快だ。」
「この直線…最高過ぎる…」
「しばらくこんな走ってなかったからな!最高だぜぇぇぇぇぇぇ!!」
「あれ?行き止まりになっちまった。」
「『海』を見るのは初めてだな」
「記念に手形でもつくっとこ。」
「波を操ってみたりw」
「はぁ、遊んだ遊んだ。」
「綺麗なとこだったな。また来たいぜ。」
「あれ?『車』がなくなってる。」
さよならの合図
「せっかく楽できたのに。あ…」
「また『駅』だ…」
「もう『電車』乗りたくねえんだけど。」
「でもどうしたらいいか全然分からねえし。仕方ねぇ、待つか。」
~待つこと1時間~
「全然なんも来ないぞ?どうなってんだ?」
シュッポーシュポポポー
「え?『機関車』?」
「こりゃまたすげえのが来たな。」
「乗り込んでも誰もいないのは相変わらずか。」
ポー
「のどかなところだ。」
ポッポー
ポッポー
「こういうの続くんだったらずっと乗ってたいな。」
シュシュッポッポー
「どうでもいいけどどこ走ってんだ?」
「まあ綺麗だからいっか。」
ポッポー
「あ、なんかヤな予感…」
シュイーーーz__ン
シュバッ!!
「あ、また『本栖湖』だ…」
「なんだよ、帰れねえじゃん。」
「はあ、どーすっかなー。」
「あ、また空が回りは…」
ボワツ!!
「帰ってこれた…」
「疲れたぁ~!」
「楽しかったけどもう金輪際勘弁してほしいぜ。」
「『ガイシュツジシュク』はつれーけどまだこっちの世界の方安全だ。」
「もう少しの辛抱で『ジシュク』も終わりそうだし頑張るか!」
俺たちの自粛はそろそろ終わりそうだぜ!
完!
ご愛読ありがとうございました!
雑魚先生の次回作にご期待ください!
一言だけ
全てはD-LIVE読んであのセリフを言いたかったんだ。
それだけなんだ。
「お前に魂があるなら、応えろ!」
転生してないのは秘密。