No.4は眠らない

さすらいもしないで死にたくない

心が「AND 1!」と叫びたがっているんだ! NBA Final編

掃いて捨てるほどいる雑魚です。
NBA Final鑑賞中の雑魚のテンションMAXの話だよ!
興味ない人はそっ閉じ推奨だよ!
前回の記事はこちらだよ!
www.no4onoffroader.com

NBA Final Miami Heat vs Los Angeles Lakers

東西頂上決定戦!

NBA Finalがいよいよ始まった。
雑魚の応援するMiami Heatは下馬評では不利。
未だ現役最強と言われるレブロン率いるLos Angeles Lakersが優勝候補筆頭。
戦力も人気も圧倒的だ。
しかし東シーズン5位から上位の相手を次々と打ち破り東のチャンピオンになったのだ。
勝負に絶対はない!
勝機はある!

敗戦スタート&怪我人続出

そんな期待を胸に試合は始まった。
良いペースで得点を重ねるHeat!
しかし相手チームの高さに対抗できずGAME1では一時30点差がつく絶望的状況。
なんとか途中盛り返したものの敢えなく敗戦。
インサイドを蹂躙されまくりリバウンドもぼこぼこに取られる。
そしてチームの主力である攻撃の要であるドラギッチと守りの要であるバムが揃って怪我で離脱。
平均20点近く取っていた選手の離脱に青ざめる雑魚。
怪我の具合も良くなくFinalの試合中に戻ってくるのはほぼ絶望。
エースのジミー・バトラーも足を捻挫したがこちらは試合には出れる状態。
ただし満身創痍なのは間違いない。
絶望するMiamiファン。
GAME2では10点差を追いかける展開が続くがそのまま逆転することなく試合終了。
控えの選手では最強のLakers相手には荷が重く活路を見いだせない。
今年のFinalはLakersで決まりだ。
NBAを見ている人たちはみなそう思った。
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皆の話題ははやくもLakersの誰がFinal MVPを受賞するか?Heatはスイープ(1度も勝てずに4連敗する事)を免れるかに移っていた。
非常に悔しいが主力2人が離脱となっては勝ち目がない。
雑魚もそう思っていた。

Miami Heatの魂

GAME2の敗戦後、ジミーはインタビューでこう答えた。

「俺たちがあきらめることは絶対にない。これからも戦い続ける。(相手に)問題が起こるようになるまでやり続けてみせる。まだ終わっちゃいない。今は0勝2敗だから、何かスペシャルなことをしなきゃいけないが、俺たちはいろんなことができるんだ」。

迎えたGAME3
Miami Heatは序盤に22-9と大量リードを奪う。
しかしそこから巻き返され1Q終了時には26-23とリードは僅か3点になってしまう。
この1Q終わりにLakersのレブロンはジミーにこう言い放った。
「You're in trouble.」(お前はピンチだ)

くそむかつくー!

しかしジミーはここから鬼神の如く活躍を見せる。
味方のアシストを量産し幾度となくレブロンを止め相手のターンオーバーを誘発しファウルをもらいながらフリースローを次々に沈めていく。
味方もそんなジミーに奮起しLakers相手にリードを保ちながらついに最終Qへ。
ここでHeatは一度逆転されてしまう。
やっぱり駄目なのか?
そこでまた活躍するジミー・バトラー。
やばいくらいジミー・バトラー。
戦術ジミー・バトラー。
次々とシュートを沈め最終的に試合はMiami Heatの勝利!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおやったあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!
なにこの有言実行マン。
凄すぎるやろ!
こんなん有り得んぞ!
マジ泣きそう!

ジミー・バトラーのスタッツ

彼はトリプルダブル(得点・アシスト・リバウンドで二桁)を記録する。
※トリプルダブルの凄さはサッカーで言うとハット・トリック、野球で言うとサイクル・ヒットみたいなものかな?
40得点11リバウンド13アシスト2スティール2ブロック
しかもシュート成功率70%。
3Pは一本も打ってない。
なにこのお化けスタッツ…
NBA Finalにおいてトリプルダブルを記録した選手は3人しかいない。
ジェリー・ウエスト(NBAのロゴの人 レジェンド)f:id:No4onoffroader:20201013000632j:plain
レブロン・ジェームズ(マイケルジョーダンと常に比較される現役最強)
ジミー・バトラー←New!
こんな偉業を達成しながらジミーのインタビュー

「トリプルダブルなんて気にしていない。勝ちたいだけで、実際に勝利を手にした。勝てるなら次の試合は0点だっていい。俺たちは勝つつもりだ。2勝2敗のタイに戻して見せる。」

なにこの男前コメント。
格好良すぎる!

今後の予想

正直Heatが勝つなんてMiamiファン以外は露にも思っていなかったはずだ。
今回の勝利はSpecialだった。
ジミーの出場時間も44分で疲労の蓄積も半端ないだろうし同じパフォーマンスが出来るとは思ってもいない。
しかしGAME3が始まるまで誰しもがそう思ってたはずだ。
そう思わなかったのはMiami Heatだけだ。
だから雑魚はMiami Heatを信じる。
この圧倒的に不利な状況でも優勝を信じて疑わないジミーを信じることにした。
頼むぜMiami Heat!

やり返すジミー

1Q終了時にレブロンに煽られたジミーは4Q終わりにそっくりそのままレブロンにそのセリフを返した。


ジミー「お前らがピンチだろ!」
溜飲が下がりましたわw

GAME4 バム復帰も…

続くGAME4で怪我してたバムが復帰。
これでチームが勢いづく!
しかし怪我の影響かDFでは良い働きをするもOFはいまいちなバム。
試合は接戦で迎えた第4QにLakersに連即得点を許しリードを拡げられてしまう。
頼みのジミーも活躍しているがADにDFにつかれて思うように仕事が出来ない。
結局クラッチ・タイムでもひっくり返すことが出来ず敗戦。
これで1勝3敗と後がない。
GAME3はただのまぐれではない活躍をしたがそれでも他のチームメイトの助けが必要だ。
やはりLakersなのか…
しかしジミーは試合後のコメントでも強気の姿勢を崩さない。

俺たちにはチャンスがある。今でもそれを信じている。相手はきっと俺たちのチャンスを帳消しにするだろう。皆が俺たち(の優勝)に疑問を抱いている。でもロッカールームにいる限り、コーチングスタッフたちが自分たちのことを信じている限り、チャンスはあるんだ。
このチームの誰もが(負けて)ホームに帰ろうだなんて考えちゃいない。勝つだけ、そこにはプレッシャーなんてないね。俺たちは勝つと期待している。それが自分たちの仕事だからな

まじで頼むぜジミー!

ブラック・マンバのGAME5

迎えたGAME5でLakersは亡きコービー・ブライアントに敬意を表し黒を基調としたブラック・マンバ(コービーの愛称)ユニフォームに袖を通す。
このユニフォームを着た時のLakersは4戦無敗。
あと1敗も出来ないHeatをここで叩きのめし優勝を決める気でいる。
頼むぜMIAMI HEAT!
試合が始まりGAME3を思わせる活躍をするジミー。
3Pシューターのダンカン・ロビンソンも大当たりしてる!
今日はイケるぞ!
しかしLakersもレブロンが八面六臂の大活躍!
3Pをことごとく沈めFG%が70%(!?)以上だ。
本当に人間かコイツ!?
ADも長身を生かしたジャンパーをことごとく沈めてくる。
そのせいで差が全然つかずシーソーゲーム。
最後の最後まで勝負の行方の分からない好ゲームだ!
おかげで心臓が痛いw
そんななかジミーは休み時間僅か47秒でほとんど出ずっぱり。
出場時間47:12(普通は長くて35分)と後半目に見えてバテバテになっているも要所要所で得点を重ねレブロンを守る。
残り時間16秒でファウルでFTを得た時もコートエンドで手をついてしばらく動けなくなっていた。
FTを2本沈めたHeatがリードを守り切り薄氷の勝利!
うわあああああああああああああ超すげーーーーーーー嬉しいいいいいいいいいいやったぜええええぇぇぇぇぇぇっぇぇーーー!!!!
またもトリプルダブルを記録しHeatを勝利に導いたジミー。
インタビュー後のジミーは明らかにばてばてで歩くのもやっと。


なんでこんな状態であれだけ活躍できるんだよ...
すげえよ凄すぎるよ...
ぐひん…
GAME5のmini movie

2020 #NBAFinals Game 5 Mini-Movie: Butler, Heat Force Game 6

すべてを出し切ったMimami Heat

GAME5には勝利したが2勝3敗と後がないことには変わりない。
中1日の過酷日程でGAME6が始まった。
ここで何とか勝ってGAME7まで行ってくれ!
しかしGAME5ですべてを出し切ったHeatに余力はなかった…
序盤から明らかに動けてないジミー。
得意のFTもことごとく外しDFで足がついて行ってないことは雑魚から見ても明白だった。
チームメイトもそんなジミーに影響を受けてミスを繰り返す。
点差は一時は30点ついた。
全てを出し切ったHeatはGAME5が嘘のようにLakersにぼろ負けした。
今年のNBA ChampionはLos Angeles Lakersに決まった。

NBA Finalを終えて

以下ジミーのコメント抜粋

俺たちはこの経験から多くのことを学べる。より強くなれる。そしてここに帰ってくる。ここに帰ってくる。帰ってくるよ。ロッカールームでもみんなそう言っている。やり遂げたいと思っている選手しかいない。今すぐにでもジムに戻って修正していきたいと思っている選手たちがいる。ここはそういうチームなんだ。
(初めてのNBAファイナルでの自身のパフォーマンス、特に第3戦と第5戦の活躍には満足しているか?という質問に対して)
最終的に優勝していないのだから、スタッツは何の意味もない。このチームはスタッツのためにプレイしているわけではない。勝つこと以外のためにプレイすることなんてない。
だから、みんなと共にもっと強くなって戻ってくる。できたかもしれなかったことを成し遂げられなかったので、この結果には満足していない。勝つことができなかった、それで終わりだ。

www.sportingnews.com
Play Offが始まるまでMiami HeatがNBA Finalにたどり着くなんて誰も思ってなかった。
GAME1で大差で敗れてゴランとバムが怪我で離脱した後Heatが2勝もするなんて誰も思ってなかった。
ジミーがここまで大車輪の活躍をするなんて誰も思ってなかった。
夢のような舞台でHeatが戦っている。
それだけで雑魚は満足だった。
だったのだがやはり悔しい。
滅茶苦茶悔しい。
叫びたいほどに悔しい。




くっそおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
ちきしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
来年は絶対に勝つかんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

俺には才能がない

ジミー・バトラーは今回のNBA Finalで大活躍をし評価がうなぎのぼりだ。
しかしそれでまでのジミーは良い選手だが偉大な選手ではないという評価だった。
実際ジミー自身もこう言っている。

「俺には神から与えられた才能がない。俺は最高のシューターじゃない。最高のボールハンドラーじゃない。それほどアスレチックじゃない。最も速い男でもない」
「だけど、俺は戦う。闘争心を持ってる。俺はタフだ。後ずさりしたりしない。それが俺の才能さ。誰のことも恐れない。誰も俺を恐れさせることはできないんだ」

これといって突出した才能があるわけではない(NBA基準)
それでもこのFinalという大舞台でこれだけの活躍をした選手はそういない。
この活躍が今回限りという事も十分にあり得る。
それでもここまでHeatを導いてくれたジミーは間違いなく偉大な選手だ。
感謝している。
今までいろいろなチームを渡り歩いてそのたび衝突を繰り返したジミーがMiami Heatのカラーに馴染んだ事を嬉しく思う。
このコメントにグッと来た。

ここ(Miami Heat)では、絶対に、絶対に、絶対に周りの選手たちを信頼できる。何よりも学べたことは、彼らと一緒にプレイするのがどれだけ楽しいかってことだ。うちの若手がどんどん伸びていくのを見るのは最高だった。そしてベテラン選手がそれぞれ、まだできるんだってことを見せてくれ、たくさん教えてくれた。本当に素晴らしい時間だった。

今までいろいろなチームを渡り歩いてそのたび衝突を繰り返したジミーがMiami Heatのカラーに馴染んだ事を嬉しく思う。
Thanks!Miami Heat!
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ああああああああああああああああやっぱ滅茶苦茶悔しいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!