掃いて捨てるほどいる雑魚です。
KSRproのメーターをACEWELL2802に交換したのでその記録だよ!
ド素人だったからめっちゃ大変だったよ!
KSRproのメーターをACEWELL2802に交換!
純正メーターとACEWELL2802の比較
KSRproの純正メーター
トリップメーターなし!タコメーターなし!速度はハッピー!
とてつもなく評判の悪い純正メーター。
燃料計ないのは構わないけどトリップメーターないとガソリン入れるタイミングが分からん…
毎回リザーブ使うのもしんどいので交換することにしたよ!
ACEWELL2802
ACEWELLは台湾製のメーターで精度が良くそこそこなお値段。
デジタル表記だがタコメーターもトリップメーターもあるしレブリミットも設定出来る。
防水防振で衝撃にも強い。
欠点はメーターが小さいので見えにくいことくらいかな。
KSRのメーターをこれに変えている人も結構多く参考になる。
よし!これにしよう!
電装系ド素人
KSR110やKSR-2のメーターをACEWELL2802に交換しているブログは幾つかあるのだがKSRproに関しては見つからない。
まあKSR110もKSRproもほとんど同じだから問題ないっしょ!
とか考えちゃう辺り雑魚なんだよなぁ。
ブログを読み漁ったがまず言葉がほとんど分からない。
アース?ハーネス?カプラー?ACC電源?常時電源?配線図なんて読めませんけど?
分からないことが分からない。
何から理解すればよいのかも全然分からない。
こんなんでよくメーター交換しようとか思ったな。
そもそもKSRproのオーナーズマニュアルがネットに転がってない。
どこにどう配線されているのかすら分からない。
分かったところで雑魚過ぎてどうこう出来るとも思えない。
バイク屋に頼むかなぁ。
とりあえずバイクを開けてみる
考えてばかりでも仕方ないのでとりあえず現物がどうなってるか見てみる。
ヘッドライトをパカリ。
ふむふむ。
ふーむふむふむ。
あ、これイケるんじゃね?(根拠ない自信)
準備編
用語解説
雑魚なんで自分用にメモ。
ハーネス→配線
アース→-線
カプラー→配線接続の便利道具
常時電源→キーoffでも電気が通ってる
ACC電源→キーonにすると電気が通る
必要な物
電工ペンチ
これでギボシをカシメて配線を繋ぐ。
これがないと作業が出来ない。
ギボシとセットになってるこれが便利。
検電テスター
配線が+線か-線か調べるのに絶対必要。
雑魚は雑魚なのでこれ買ったの最後だった。
最初に買え!
カプラーとか配線の接続
KSRproは9極カプラーで繋がってるのでこれが必要。
その他必要に合わせて分枝のギボシ、配線コードなど。
配線図
ACEWELL2802の配線図
KSRproにはオイルセンサーがない。
またハイビームインジゲーターはなんか良く分からないけど普通の電圧と違う設定になっているのでつなげるとメーターがぶっ壊れるそうだ。
いちおう変換アダプターを使えば接続できるらしいがハイビームなんてあんま使わないし別にわざわざ点灯させなくても分かるから配線しないことにした。
なので以下の〇で囲った部分をKSRproの配線と繋げればOK。
赤はKSRproの配線へ、青は付属のメーターワイヤーセンサーへ、黄はイグニッションコイルに繋げればよいらしい。
なんか分かったようで分かってない…
大丈夫かこれ?
タコメーターの配線加工
まずはタコメーターの配線に抵抗を噛ませる。
これをやっておかないと回転数が正しく表示されないらしい。
理由は良く分からん。雑魚だもの。
というわけで付属品のハーネスと抵抗線を用意。
ハーネスは適当なところでぶった切って配線を剥いておく。
ギボシを使って抵抗線を交互に挟んだ方が振動で折れたりしないとの事。
抵抗線を挟んでカシメる。
反対側も同じようにカシメる。
余分な部分をペンチで除去。
あとはビニテでぐるぐる巻きにしておけばOK。
さてイグニッションコイルには配線を割り込ませてつなげるかプラグコード3~5回巻き付けるかすれば良いらしいが巻き付けるより配線を割り込ませた方がちゃんと信号を拾えるらしい。
ってなわけで割り込み配線を作ってみる。
準備するのは以下のもの。
まず配線コードを適当な長さに切って配線を剥き出しにする。
ダブルのギボシでカシメる。
反対側からカバーを入れて
オスのギボシをカシメて完成!
ギボシのカシメ方に関しては以下を参照した。
ギボシ端子の正しいかしめ方(付け方)(1/2)
ACEWELL2802メーター配線思考編
純正メーターの配線は以下の通り。
①ウインカー左(灰)
②メーター照明(赤&青)
③ウインカー右(緑)
④ACC電源(茶色)
⑤マイナス(黒&黄)
⑥ニュートラル(緑)
⑦ハイビーム(赤&黒)
配線の色は純正メーターのもの。
ACEWELL2802の配線で使えるのは以下の赤で囲った部分。
緑で囲った常時電源(+)は別で繋ぐ。
KSRproは9極カプラーで繋がっているのでACEWELLの6極と4極のカプラーから9極カプラーのオスに配線してやればOK。
だるいのは純正メーターの配線の色とACEWELLの配線の色が違うのでよく気を付けて繋がなくてはいけない事。
なので以下のようにカプラーに接続する。
①ウインカー左(橙)
③ウインカー右(白)
④ACC電源(赤)
⑤マイナス電源(黒)
⑥ニュートラル(紫)
※配線の色はACEWELL2802のもの。ちなみに写真の繋いでいる箇所はミスってるので気にしないで!このあと数字通りに繋ぎなおしたよ!
時計のバックアップ電源は常時電源(+)に割り込ませておけばOK。
ここでどこに常時電源(+)があるのかテスターを使ってチェック!
テスターの使い方は以下のサイトを参照。
検電テスターの正しい使い方と注意点!配線チェックはこれで安心! | 暮らし~の[クラシーノ]
カプラーを外してチェックしていくとビービーなるところ発見!
こいつが常時電源(+)だ!
白い配線が常時電源なのでここにメーターの茶色を割り込ませる。
完成したものがこちら!
※慧眼な方はお気づきかもしれないが常時電源に配線するのは茶色だ!と言っているが完成品は赤の配線。
これには雑魚な理由があって話すと長くなって面倒なんで気にしないで!
メーターの配線をいじらなければ茶色を常時電源(+)に繋げば問題ないから!
ちなみに常時電源の割り込み配線はこんな感じで作ってある。
良く分からん!って人は自力で調べて!
雑魚もここまで調べるのにめっちゃ時間かかってるから!
ACEWELLメーターのステー
ACEWELLのメーターはそのままでは付かない。
ステーを自作する人もいるけど強度が微妙なので雑魚は適当なものをホームセンターで購入。
2つで400円くらいだったかな。
これをワッシャーとかを挟んで車体に装備。
メーターを仮止め。
完璧。
ACEWELL2802の交換作業
純正メーター取り外し編
まずはヘッドライトカバーの横のボルト2箇所を外す。
次に下のボルト2箇所を外すと
ヘッドライトカバーが外れる。
ヘッドライトを接続してるカプラーを外して
ヘッドライトを外しておく。
純正メーターの下にボルトが3つあるのでこれを外すと
純正メーターが外れ…ない!
スピードワイヤーケーブルがまだつながっているのでこれをプライヤーで外して
カプラーを外すと
純正メーターが外れる。
yeah!
タンク取り外し編
タンクは別に外さなくても作業は出来るのだが外しておいた方がやりやすくなる。
まずはシートを鍵で取り外す。
外した後に
ここのピンを抜く。
これでタンクを動かすことが出来るようになる。
燃料コックをOFFにして
ガソリンホースの位置を確認しながら
移動!
ホントはタンクのガソリン抜いてホースを外して方が良いのだが面倒なんで台を置いて横にスライドさせるだけにする。
イグニッションコイル接続編
配線図の水色で囲った部分を接続する。
右のシュラウドカバーのボルトを3か所外す。
ここがイグニッションコイル。
これに以下の配線を繋ぐ。
まずはスピードワイヤーケーブルに装着。
上のカバーを被せる。
黄色の配線を繋いでイグニッションコイルのここに割り込ませる。
ギボシで配線が繋がれているので用意した分枝線を
ここに
割り込ませて
黄色の配線と繋ぐ。
このままだと配線がバラバラになるのでビニテで補強。
ガイドを通してヘッドライトの方へ誘導すれば完了!
メーター接続編
車体の9極カプラーと常時電源の2極カプラーに接続。
配線がごちゃごちゃなのでビニテを駆使してまとめる。
ヘッドライトカバーに配線を適当に押し込んでボルトを締めて完成!
出来た!
動作も完璧!
超うれしい!
防水処理
配線繋げて無事動作してジョセフ・ジョースターよろしくはっぴーうれぴーよろぴくねー状態だったが防水処理してないことに気づく。
雨降ってショートしてぶっ壊れたら泣く自信がある。
メーターからのカプラーのカバーにはこれを使った。
いくつかカプラーがあるので
カバーにぶち込んでビニテでぐるぐる巻き。
メーターの9極カプラーには純正メーターについていたものを取り外してビニテでぐるぐる巻き。
後はいろいろビニテでぐるぐる巻き。
再度ヘッドライトカバーに詰め込んで今度こそ完成!
ド素人故の失敗集
- 検電テスター買ってなくて配線のプラスマイナスが分からず直前ですべて元に戻す。ACEWELLのメーター配線を四苦八苦しながらKSRに繋げられるようにしたがどれが-線なのか分からず結局繋げるのを断念しまた元通りに戻して検電テスターをぽちった。最初に買っておけ。
- 一度交換を断念した際にタンクのコックをOFFにしたのを忘れており出勤時にバイクがガス欠になりテンパる。遅刻した。
- ガソリン抜かなかったからタンクからガソリンがしゃばしゃば出てきてテンパる。
メーター交換時にガソリン入れる容器なかったからホースが外れないように移動させたけどタンクが傾いていて空気抜き用のホースからガソリンが泉のように湧き出てテンパる。
ホースをタンクより上にすれば溢れて来ないのでは!?と実践したが水と浸透圧比が異なるのでしゃばしゃば出てきた。
最終的にビニテでホース口を蓋して事なきを得た。
- 常時電源(+)の配線間違えて分枝作ったけど結局無駄に。ACC電源は2極カプラーのとこに割り込ませればOKとの記載を良く理解せず配線を作って割り込ませたら常時電源(+)に繋いでて時計機能が発動し一人パニックに陥る。
配線ミスでやる気が起きず1時間無駄にする。
- どこまで外装を外せば良いか分からずバッテリー外す一歩手前までいったが結局必要なくて時間を無駄にする。
- 防水処理してるの忘れてカバーを付けようとするもカプラーから配線外さなくては着けられず手間を増やす。メデューサかな?
メーター交換してみて
まずエンジン回転数が分かるので慣らしがやりやすくなった!
レブリミットを5000回転に設定しておけば大体55km/hくらいは出せるのでこれくらいでとことこ走れれば困る事もない。
速い車来たら端っこに寄って譲れるし。
速度もきっちり分かるので取り締まりも怖くない!
※スピードメーターの設定は初期値のままでOK
純正では70km/hくらい出てたけど全然出てないことが分かったしw
データーがしっかり分かるって乗っててめっちゃ楽しい!
交換して本当に良かった!
1日以上かかったからバイク屋に頼んだ方が絶対楽なんだけど自分でバイクをいじって少しづつ知識が身に着くのって滅茶苦茶楽しい!
電装系分かる人なら1時間足らずで終わると思うけどこういう無駄な苦労を厭わない性格で良かった!
You're so cool!
超絶参考にしたブログ
minkara.carview.co.jp
ameblo.jp
ameblo.jp
先人に感謝!
交換したメーターでトラブルが出たんでその対処法だよ!
www.no4onoffroader.com